「投資」というと、時間をかけてちゃんと勉強しないとできない、というイメージがあります。これは実際その通りで、知識無しで適当に投資すると、お金を減らしてしまう危険性が高くなります。
投資にあまり詳しくないけれど資産運用はしたい、という人にピッタリなのが「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。
ウェルスナビは自動的に資産運用をしてくれるため、知識無しで投資を始めることができます。
この記事では、ウェルスナビのメリットや利用時に注意したいことについて説明していきます。また、ウェルスナビを使った人の口コミも紹介しています。
WealthNavi(ウェルスナビ)とは?従来型の資産運用とは何が違う?
「ウェルスナビ」とは、ウェルスナビ株式会社が提供している「全自動資産運用サービス」のことです。
従来は、投資するにあたって、「サービス業者(証券会社など)」や、「商品(株、FXなど)」などを1つずつ自分で決めなくてはいけませんでした。
しかしウェルスナビを使う場合は、最初に簡単な「質問」に答えて口座に資金を振り込めば、あとは自動的に投資をおこなってくれます。
WealthNaviより
WealthNavi(ウェルスナビ)はコロナショックを乗り越えた実績がある
ウェルスナビをサービス開始当初から利用していた場合、2016年1月19日から2022年3月末までの6年間で、資産が「約1.5倍」に増加しています。
100万円から初めて、毎月3万円ずつ積立した場合のパフォーマンス(リスク許容度3)は、次の表のようになっています。
このパフォーマンスは、しっかりと「手数料」を取った後のものです。100万円から初めて、6年で167万円もの利益が出ています。
たった6年では信用できない、という人はウェルスナビの「長期シミュレーション」の結果を見てください。
これは、1992年から2022年まで30年間投資を続けた場合のパフォーマンスです。投資方法は、上記と同じく当初100万円で、毎月3万円ずつ積立していくというものです。
こちらの長期シミュレーションでは、より多くの利益が出ています。
WealthNavi(ウェルスナビ)の5つのメリット
ウェルスナビには、次のようなメリットがあります。
では、ウェルスナビのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
1.ウェルスナビは知識が無くても資産運用ができる
ポートフォリオ作成には、ノーベル賞受賞者の経済理論をもとにした金融アルゴリズムが使われていて、最適なバランスで投資がおこなわれます。
このように、サービス側が自動的に資産運用をしてくれるシステムのため、投資商品に関する知識を仕入れたり、経済ニュースを調べたりする必要はまったくありません。
2.ウェルスナビはスマホでも手軽に利用できる!入出金も簡単
ウェルスナビに利用は、「スマートフォン」から簡単にできます。「登録」「口座開設」「入出金」「資産の運用と確認」など、すべての操作がスマホだけでおこなえます。
基本的には、おまかせで自動的に資産運用をしてもらえますので、最小の手間で最高のリターンを期待できます。
また、ウェルスナビは入金や出金も便利です。「クイック入金」を利用すれば、24時間いつでも口座にお金を入れることができます。
3.ウェルスナビは分散投資のため投資のリスクが軽減される
どのような投資であれ、資金をすべてつぎ込んでしまうのは危険です。たとえば「金」などは人気の投資商品ですが、大規模な金鉱が見つかったりすると、値崩れがおきる危険性があります。
ウェルスナビの場合、「株」「債権」「金」「不動産」など、複数の投資商品に「分散」して投資するため、いずれかの商品で問題が発生しても、全体としては大きな損失にはなりません。
ウェルスナビの分散投資は、投資商品の「種類」だけではなく、投資する「国」にもおこなわれています。
日本以外にもアメリカやヨーロッパの国々など、世界約50カ国に投資するので、災害や紛争、テロといった事態が起きても、損害を最低限に抑えられます。
ウェルスナビの分散投資は、「時間」においてもなされています。
ある時期に一気に投資してしまうと、高値づかみをしてしまうリスクがあります。しかしウェルスナビの場合、長期的に少しずつ投資していくため、購入価格が平均化され、高値づかみのリスクを抑えらえられます。
さらにウェルスナビでは、時間が経ってポートフォリオのバランスが崩れた場合は、自動的に投資項目が「リバランス」されます。そのため、いつも最適な分散投資がなされている状態を維持できます。
4.ウェルスナビにはおまかせNISAとDeTAXという税金対策もある
日本には「NISA」といって、少額の投資が「非課税」になる制度があります。一般NISAでは、年に120万円の非課税があるのですが、ウェルスナビは一般NISAの「非課税枠」を使って資産運用をしてくれます。
ウェルスナビでは、非課税のメリットを活かすために、NISA口座を優先的に使って資産運用をします。また、リターンの大きい「株」や「不動産」は優先してNISA口座で購入されます。
年間の非課税枠を使い切ってしまった場合も、自動的に通常口座での取引に移行するだけですので、面倒な手続きなどは必要ありません。
また「特定口座」を作っている場合は、「DeTAX」という税負担を自動で最適化する機能も利用できます。
「ウェルスナビの「DeTAX(デタックス)」では、分配金の受け取りやETF(上場投資信託)の売却によって生じる税負担の一部または全部を、リターンがマイナスになっている銘柄をいったん売却して損を確定させ、すでに実現している「利益」と、売却によって実現した「損」を相殺することにより、その年の利益を圧縮もしくはゼロにし、税負担を翌年以降に繰り延べます。
利益を圧縮することによって、税金がかかるのを翌年以後に繰り延べします。税金で取られるはずのお金を、その年の投資に振り分けられるため、投資効率が向上し、最終的な利益増加が期待できます。
5.ウェルスナビは積立投資で安定した資産運用ができる
ウェルスナビには「自動積立」というシステムがあり、次の4つから好きなコースを選んで投資ができます。
- 月1回定額
- 月5回定額
- 複数回定額
- カスタム
「積立投資」は、感情を交えずにルールに従っておこなう機械的な取引です。そのため、投資タイミングに迷うことなく、投資を続けることができます。コースさえ決めておけば、自動的に投資がおこなわれるため、余計な手間はかかりません。
積立投資は、毎回同じ金額で商品を購入する投資手法です。商品の価格が高い時は少なく購入され、価格が安い時に多く購入されるため、購入コストの平均が下がるという利点があります。
投資で得た分配金は、出金しない限り自動的に「再投資」に利用されます。投資に使う金額がどんどん増えていくため、「複利効果」で資産が大きく増えることを期待できます。
積立投資ではなく、「一括投資」を選ぶことも可能です。一括投資では、指定した金額の分だけウェルスナビのテクノロジーが自動で投資します。
自由になるお金ができた場合などは、積立投資以外に、一括投資で投資額を増やすと、より投資効率が向上します。
ウェルスナビをやめたほうがいいと言われる理由(注意点)
ここまでの内容を見てウェルスナビを使おうかと思った人は、次のような注意点についてもよく考えてから投資を始めるようにしてください。
では、ウェルスナビの注意点について、詳しく見ていきましょう。
ウェルスナビを使うと年に1.1%の手数料を取られる
ウェルスナビを使うと、次のような手数料がかかります。
項目 | 年間手数料 |
---|---|
3,000万円まで | 投資金額の1.1%(税込) |
3,000万円超 | 投資金額の0.55%(税込) |
ウェルスナビの手数料は、自動投資システムサービスの中では特に高いというわけではありません。しかしウェルスナビを使わずに、すべての金融商品を個別に自分で買っていく場合は、もっと手数料を抑えられる可能性があります。
ただし、ウェルスナビの高度な金融アルゴリズムに匹敵する投資をおこなうためには、経済と投資に関する深い知識が必要になります。
ウェルスナビを長期間利用している場合、手数料を「割引」してもらえます。
投資額が50万円を超えている状態で、半年が過ぎると、7カ月目から半年ごとに0.01%ずつ手数料が値下げされていきます。
投資額が200万円を超えている場合、割引率が2倍になります。つまり半年ごとに、0.02%ずつ手数料が値下げされることになります。ただし手数料の下限が0.99%なのは、50万円の時と変わりません。
また、3,000万円を超える部分については、すでに割引措置がされているため、長期割引は適用されません。
ウェルスナビでは元本は保証されていない
ウェルスナビでは、元本保証をしているわけではありません。そのため、最初に預けたお金より、資産が減ってしまうこともありえます。
特に、リーマンショックや新型コロナの蔓延などの想定外の事態が起きると、大きな損失が出やすくなります。
また、ウェルスナビは「長期投資」で利益を出すというコンセプトのため、短い期間で見ると、損をしてしまうこともありえます。
とはいえウェルスナビに限らず、株にしろFXにしろ、大きなリターンが見込める投資方法では、元本保証などはありません。リスクを取りたくないなら、銀行預金や国債などローリターンの資産運用をする必要があります。
ウェルスナビを始めるには最低でも1万円が必要
ウェルスナビの最低投資金額は、「1万円」となっています。
2023年2月27日より、最低投資金額が10万円から1万円に引き下げられました。
とはいえ、1000円から始められるサービスがあることを考えると少し敷居が高いかもしれませんね。
WealthNavi(ウェルスナビ)に関するアンケート
WealthNavi(ウェルスナビ)を利用している方に向けてアンケートを実施(クラウドワークスにて67名にお聞きしました)しました。
利用者の年齢や資産運用の目的などを紹介させていただきます。
ウェルスナビ利用者の年齢層
年齢層は20代(18~19歳も含みます)が15%、30代が48%、40代が25%、50代が9%、60代以上が3%でした。
ウェルスナビ利用者の投資方法について
ウェルスナビ利用者の投資方法は「一括投資」を選択した方が29%、「積立投資」を選択した方が71%でした。
ウェルスナビ利用者の投資目的について
ウェルスナビ利用者の投資目的は「余裕資金を着実に運用」と回答した方が81%、「住宅購入のため短期的に運用」と回答した方が7%、「退職金をしっかり運用」と回答した方が1%、「子供のための長期的な資金づくり」と回答した方が11%でした。
WealthNavi(ウェルスナビ)の評判・口コミ
WealthNavi(ウェルスナビ)を利用している方の評判・口コミをまとめましたので紹介します。
WealthNavi(ウェルスナビ)の悪い評判・口コミ
評価:★★☆☆☆
長期当事者向けに何か特典などがあれば良いのですがそれがないのであればもう少し手数料等を減らしてもらえたら嬉しい。現在は使用していません。
評価:★★★☆☆
手数料が高い
自分では何を買ったらいいかわからない初心者だったので、自分にあったものを提案してくれたので、とても助かりました。
投資を始めるきっかけになったので感謝です。ただ色々知識がついてくると手数料が高いとは思います。
評価:★★★☆☆
手数料を下げてほしい。出金時間を短縮してほしい
積立設定をしておくと、毎月自動で積み立ててくれるので、経済状況や感情に流されず淡々と積立投資ができて良い。
自分のタイミングで好きなときに投資すると、調べ物をしたりする時間や、もっと状況が良くなるまたは悪くなるかもといろいろ考えてしまって投資しにくくなるが、そういう心配はない。
手数料がもう少し下がってほしいのと、出金までの時間が短縮されると更に利用しやすくなる。
WealthNavi(ウェルスナビ)の良い評判・口コミ(運用成績について)
評価:★★★☆☆
運用の成績もまずまずなので満足している
良かった点は、リバランスを適度なペースでやってくれたり、税金が少なくなるように勝手にやってくれたりするところ。
運用の成績もまずまずなので満足している。リスクを設定し直すと、それだけで投資先を調整してくれるのもすごいなと思う
評価:★★★★☆
想像以上に運用成績が良くて満足
疑心暗鬼な部分があったが、数年間やってみた結果、想像以上に運用成績が良くて満足しています。
また、長期で一定額以上の運用をすると、手数料が割り引かれる長期割がある点も、良かったと思います。
評価:★★★☆☆
運用実績が良く最適な投資プランを提案してくれる
良かった点は運用実績が良くユーザーごとに最適な投資プランを提案ができること。
また自動運用だから初心者も安心でおまかせNISAで非課税運用できるので分散投資でリスク軽減できること。またスマホ1台で資産運用できるので大変便利であることです。
WealthNavi(ウェルスナビ)の良い評判・口コミ(操作性について)
評価:★★★★☆
グラフ表示されるので、視覚的に捉えやすい
とにかく難しいことを考えないでも投資ができること、自動で投資資金を運用してくれるので、貯金する感覚で利用できる所が良い。
アプリも見やすくて感覚的に使うことができる。グラフが表示されるので、視覚的に捉えやすい。手数料は高いと感じていたので、宣伝に費用をかけず手数料優遇サービスを強化してほしい。
評価:★★★☆☆
スマートフォンだけで利用でき、デザインもみやすい
スマートフォンだけで利用出来るという点が特に良いと思いました。
また、ある程度自動で操作を進めてくれるおかけであまり知識のない私でも簡単に扱うことができて助かりました。また、デザインもとてもみやすかったです。
評価:★★★☆☆
アプリのインターフェースも見やすくデザインも好み
外国株に興味を持たせてくれたことと、自分ではなかなか手を出しにくかったのでそれを選んで自動で運用してくれるところ。
また、金も対象になっていて幅広い商品で運用してくれるところもよい。アプリのインターフェースもシンプルで見やすく、個人的にはデザインも好み。
WealthNavi(ウェルスナビ)の良い評判・口コミ(サービスについて)
評価:★★★☆☆
ほったらかしで運用してくれるのが良い
日中仕事があるのと、詳しい知識やノウハウもないので、ほったらかしで運用してくれるのが良い。
たまに運用状況を確認するが、市場に合わせてなので資産価値が下がっていることもあるが、着実に運用しているように感じるので、おおむね満足。
評価:★★★☆☆
投資初心者なのでこのようなサービスは嬉しいです
よかった点は、自動でリスクベネフィットを考えて運用してくれることです。
自分は投資初心者なので、知識も最低限しかないのでこのような自動で運用してくれるサービスは嬉しいです。自分は入金のみに意識して、あとはアプリ任せで運用しております。
評価:★★★★☆
楽な気分で投資することができます
自分で海外株や金などを買うのはハードルが高いですが、WealthNaviでは自動で売買してくれるため楽な気分で投資することができます。
アプリ内のコラムも積み立て投資の重要性などが分かり、タメになる内容です。
評価:★★★★☆
投資初心者には、ハードル高くなくできる
投資をやってみたい初心者には、ハードル高くなくできると思います。自分もやってみたいけど分からないし、怖いというのがあったのでなかなか踏み出せなかったが、月1万円程度でやっていたので、安心感が持てた。
その後自分で投資をして、こっちは長期保有目的で続けてます。お金も途中で引き出せるので必要になった時は便利だと思います。
評価:★★★★☆
手法を観察するのも勉強になります
個別銘柄の業績分析をする時間がない、選ぶ自信がない場合は、中長期の積み立て目線での活用に向いていると思います。
こちらのリスク許容度に応じて投資先のバランスをとってくれるので、その手法を観察するのも勉強になります。
WealthNavi(ウェルスナビ)の始め方
ウェルスナビの登録から利用までの流れは、次のようになっています。ウェルスナビの利用の流れについて、詳しく見ていきましょう。
1.ウェルスナビに登録して口座を開く
公式サイトの「口座開設はこちら」をクリックして、ウェルスナビに登録します。申込みは、次のようにすべてをネット上で完了させられます。
- メールアドレスを入力する
- メールが送られてくる
- メールに記載された認証コードとパスワードを入力する
- 個人情報を入力する
- 本人確認書類をアップロードする
- 規約を確認する
- 簡易書留の配達希望日を選ぶ
字で見ると煩雑かもしれませんが、実際にやってみれば数分で終わる作業です。
パソコンではなくスマホを使って登録する場合は、「専用アプリ」を使って登録する方法もあります。Apple StoreかGoogle Payからウェルスナビのアプリをダウンロードし、後はアプリの指示に従っていけば、登録が完了します。
入金して取引を開始する
登録をして「審査」に通ると、ウェルスナビから「簡易書留」が送られてきます。この後、「入金」ができるようになります。
ウェルスナビのマイページにログインして、入金をおこないます。同時に「リスク許容度」と「目標金額」の設定をします。
平日の20時までに入金した場合、その日のうちに金融商品が購入されます。以後は設定に従って最適なポートフォリオが維持されていきます。
最後に「積立投資」の設定をします。毎月の投資に使う金額を決め、そのお金を引き落とす口座を選択します。
WealthNavi(ウェルスナビ)で失敗しないための心得
ウェルスナビを使った長期投資で失敗しないためには、次のようなことを意識してみてください。
- スケールメリットを活用する
- 短期的な変動は気にしない
では、長期投資を成功させるためのコツについて、詳しく見ていきましょう。
スケールメリットを活用する
- すぐに利確をしない
- すぐに出金をしない
- 余裕があれば資金を追加投入する
投資のコツは「スケールメリット」を使うことです。たとえば1万円の商品が1%値上がりしても100円の利益にしかなりませんが、100万円の商品が1%値上がりすれば1万円の利益になります。
商品が値上がりした時に利益確定の売りを入れてしまうと、その利益には「税金」が発生してしまいます。そうなると、税金の分だけ投資金額が減少し、投資効果が下がります。早めの利確は、短期投資では有効な手法ですが、長期投資で使うのはおすすめできません。
利益が出ると、「出金」して使いたくなってしまうかもしれません。しかし、できる限り出金は我慢して、投資金額を減らさないほうが得策です。複利効果によって、十分な利益が生まれてから出金しましょう。
使えるお金に余裕がある時は、資金を追加した方が投資効果が上がります。ウェルスナビには、ボーナスが出る月の積立投資の金額を増やせる設定がありますので、利用していきましょう。
長期投資では短期間の損益に一喜一憂しない
長期投資は、一時的な景気の波を無視して、安定した運用ができるのがメリットです。そのため、短期的な資産価値の変動に一喜一憂しないようにしましょう。
たとえば、リーマンショックの際にはさまざまな資産価値が大きく下落しました。しかしその時に諦めずに今まで投資を続けていれば、大きな利益が出ています。
利益が出た時にすぐ利確してしまうのもロスが多い投資方法ですが、損が出た時にすぐに撤退してしまうのも、将来の利益をふいにしやすいやり方です。
そうは言っても、自分で投資商品を選んでいると心が揺らいでしまうこともあります。その点、ウェルスナビは自動投資のため、感情を排して淡々と積立投資を続けやすくなっています。
ウェルスナビに関してよくある質問とその回答
ウェルスナビに関してよくある質問と、その回答についてまとめてみました。
- ウェルスナビとウェルスナビ for JALは何が違う?
- ウェルスナビが破綻したら預けた資産はどうなる?
- 入出金の手数料はどうなっている?
- 出金のやり方は?
- 税金はかかる?
- ウェルスナビで借金を背負うことはある?
- おすすめの積立日は?
- キャンペーンはある?
- WealthNavi(ウェルスナビ)の運営会社は?
では、ウェルスナビのよくある疑問について、詳しく見ていきましょう。
Q.ウェルスナビとウェルスナビ for JALは何が違う?
提携会社経由で申し込むとサービスに違いが出ます。
ウェルスナビは、直接ウェルスナビ公式サイトから申し込む方法のほかに、「ソニー銀行」「三菱UFJ銀行」「JAL」といった提携会社経由で申し込む方法があります。
提携会社経由の申込みの場合、「ウェルスナビ for JAL」というように呼ばれ、サービス内容が異なります。
「ウェルスナビ for JAL」だと、ウェルスナビの運用実績によってJALの「マイル」が貯まります。
また、「ウェルスナビ for JAL」の場合は、最低投資金額10万円からしか始められません。
Q.ウェルスナビが破綻したら預けた資産はどうなる?
顧客の資産は分別管理されているので会社破綻の影響は受けません。
ウェルスナビの資産と顧客の資産は「分別管理」されています。そのため、仮にウェルスナビが潰れてしまった場合でも、利用者の資産は原則として保護されます。
Q.出金のやり方は?
マイページの「出金メニュー」から、簡単に出金できます。「全額出金」もしくは「金額指定出金」のどちらかを選択します。
平日の20時までに出金指示をした場合は、その日にうちにETF(上場投資信託)の売却がおこないます。そして3営業日後に、指定した口座に振り込みされます。
ただし、休日やアメリカ市場の休場日に入る場合は、4営業日後に振り込まれます。また、出金の手数料は無料です。
WealthNavi(ウェルスナビ)は税金がかかる?
通常口座で出た利益には税金がかかります。
資産の売買で利益が出た場合は、「税金」が発生します。結果、「確定申告」も必要になります。
ただし一般NISA口座で取引した場合は、非課税枠の年120万円までは税金がかかりません。
また源泉徴収有りの「特定口座」で取引した場合は、税金の納付はウェルスナビ側がやってくれるため、確定申告をする必要はなくなります。
海外ETFの分配金は、海外の税がかかり源泉徴収を受けています。その後、さらに日本での税金がかかります。
しかし税金の2重徴収を避けるため、海外で課税された分については一定額まで「外国税額控除」を受けられます。
ウェルスナビによって損失が発生した場合は、確定申告をすれば、3年間まで繰越して控除をおこなうことが可能です。
Q.おすすめの積立日は?
積立日は給料日の後にするのがおすすめです。
口座に資金が無いといった事故を防ぐためにも、積立日は、「給料日」の翌日などに設定しておくのがおすすめです。
Q.キャンペーンはある?
現時点でウェルスナビは、次のようなキャンペーンを実施しています。
- 新規利用(入金額とNISA利用状況による最大5,000円プレゼント)
- 友達招待(知り合いを招待した人と招待された人に500円プレゼント)
- 積立開始(エントリーをしてから3カ月自動積立で最大15,000円プレゼント)
キャンペーンは時期によって利用できるものが変わります。
詳細のキャンペーン条件は、ウェルスナビ公式サイトで必ずご確認ください。
Q.WealthNavi(ウェルスナビ)の運営会社は?
ウェルスナビ株式会社がWealthNavi(ウェルスナビ)を運営しています。投資家に代わって高度な投資判断を自動ですすめてくれるため、投資初心者でもプロのような投資ができると注目されています。
運営企業 | ウェルスナビ株式会社 |
---|---|
設立年月 | 2015年4月28日 |
上場市場 | 東証グロース(7342) |
運用者数 | 34.3万人 |
預かり資産 | 6,754億円 |
国内ロボアドバイザー市場の シェア率 |
70% |
※ウェルスナビIRより(2022年8月12日時点)
ウェルスナビ(WealthNavi)がおすすめの方
- 長期の資産運用をしたい方
- 投資を勉強する時間がない方
- 老後資金が不安な方
- 投資のプロに運用をお任せしたい方
- 少額で投資を始めてみたい方
- 低リスクな資産運用をしたい方
ウェルスナビは、金融アルゴリズムを使った自動投資サービスです。最初に簡単な質問に答えるだけで、サービス側が最適なポートフォリオを作成し、分散投資をしてくれます。
ウェルスナビは自動投資のため、投資にかける時間がない、という人におすすめのサービスです。
ウェルスナビは、「投資する商品」「投資する国」「投資する時期」を分散してリスクを抑えています。そのため、ウェルスナビは低リスクな資産運用をしたい人にも適しています。